悪人
話題の「悪人」を観てきました。
こんな妻夫木くん見たことない!!って感じです。
なんか、生理的に受け付けないような部類の人間を演じてる。
しかし、そんな男になぜか惹かれていく女性を、モントリオールで最優秀女優賞を取った深津絵里が演じているんですね。
人間の根本的な部分、しかもそのごく一部をクローズアップしてヒューマンドラマとして描かれているので、もちろん考えさせられる部分と、見終わった後に引きずる嫌な気分がある映画です。
深津絵里の言う「あの人は悪人なんですよね・・・」って言うセリフが私的には印象的だったかなぁ。
もちろん殺人はどんな理由があろうと肯定出来ることではないが、じゃあ罪を犯さなければ警察に捕まらなければ悪人じゃないのか?
この映画を観ると、明らかにムカつく心根の腐った悪人はアイツとアイツなんですよ。
でもそいつらに関わったがために妻夫木くん演じる主人公が世の中から悪人とされてしまう。
この手の映画はデートには不向きですね(汗)
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